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日記

東京訴訟・結審!

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2006年5月24日、東京地裁103号法廷において午後1時30分より口頭弁論が開かれ、原告側は最終弁論を行いました。

原告側は、裁判所に提出した最終準備書面の各章(第1章 はじめに、第2章 本件請求の基礎となる事実、第3章 早期帰国実現義務違反、第4章 自立支援義務違反、第5章 被害の本質の原告らの損害、第6章 国の抗弁に対する反論、第7章 おわりに)ごとにパワーポイントを使いつつ、10人の代理人がその主張の要旨を述べ、被告国の責任を明らかにしました。
※鈴木弁護団長の最終弁論
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=166

また、病気等のため欠席した5名を含む40名全ての原告についての紹介を行い、9名の原告が最後の意見陳述を行いました。
※原告紹介及び意見陳述
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=173

最後に証言台に立った原告代表の池田澄江さんは、

「私たちは、みんな高齢です。これからの人生だけでも、普通の日本人として人間らしく生きられるようにして欲しいのです。裁判官の先生、ぜひとも、この私たちの思いを受けとめてください」

と述べて陳述を締めくくり、2002年12月提訴以来約2年半闘われた裁判の審理は終結したました。
※池田原告代表の最終意見陳述
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/upfile/174.pdf

審理の終結後、裁判長より、2007年1月30日午後1時30分の判決期日が正式に指定されました。

※2006年4月25日口頭弁論
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=148
※2006年2月21日証人尋問
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=140
※2005年12月22日原告本人尋問
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=125
※2005年11月8日原告本人尋問
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=113
※2005年8月31日原告本人尋問
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=91
※2005年6月1日口頭弁論(弁論更新手続)
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=43

※全国の提訴状況(最新)はこちら
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/upfile/36.htm


裁判終了後、原告、弁護士、支援者はこれまで集まった約8万筆の「公正判決要請署名」を東京地裁民事第28部に提出しました。
※以下より「公正判決要請署名」の用紙をダウンロードすることができます。プリントアウトしてご使用下さい。
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/upfile/143.pdf


※写真は、結審後、記者会見を行う原告・弁護団