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2005年4月の日記

最近の動き(2005年4月)

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4月27日 岡 山
岡山地裁で最初の原告本人尋問が実施されました。
http://www.geocities.jp/czk_oka/

4月26日 さいたま
「残留婦人」提訴
東京、埼玉に住む中国「残留婦人」13名がさいたま地裁に国家賠償請求訴訟を提起しました。
(厚労省の見解によれば、残留婦人とは、終戦時13歳以上であった女性のことをいいます)

4月26日 大 阪
公正判決を求める署名第1次提出 
大阪地裁第8民事部に対して、要請署名第一次集約分3566名分が提出されました。
http://www.geocities.jp/genkokusien/4.26osaka.html

4月25日 国 会
南野知恵子法相は25日の衆院決算行政監視委員会で、中国人残留孤児の養子が6歳以上であっても、日本に定住できるように在留資格の取得要件を緩和する方針を表明しました。
法相は「(中国残留孤児の養子で)幼少時から実子同様に育てられ、家族として暮らしてきた人には、入国を一律に認めることを検討する」と述べた。法務省は近く入管難民法に関する告示を改正する。中国残留孤児男性の中国から呼び寄せた妻の子供らが強制退去処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審で、福岡高裁が「家族として密接な関係がある」と認定、原告側の逆転勝訴、国敗訴の判決を下し、国が上告を断念したことを受けた措置」
(2005年4月26日 熊本日日新聞 朝刊より)
※福岡高裁判決
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=28

4月21日 京 都
京都地裁で菅原幸助氏に対する証人尋問及び原告本人尋問が実施されました。
http://www.geocities.jp/zanryukoji2003/

映画祭実行委員 大募集!!

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映画祭の企画・運営に参加しませんか?
 〜3事件ワーキンググループ・戦後60周年映画祭企画へのお誘い〜
今年は被爆・敗戦60周年。戦争による被害とは?加害とは??
映画祭の企画・運営をとおして、みんなで一緒に考えてみませんか?

 *3事件ワーキンググループとは?
中国残留孤児・被爆者・戦後補償 3つの国家賠償訴訟の関係者が集まって、お互いに戦争被害・戦後補償について学びあう場。
 *戦後60周年企画とは?
上記のワーキンググループの意見交換の中で、「戦後60年である2005年、日本政府にきちんとした責任をとらせ、反省を促すため共同の取り組みをしよう」という盛り上がりから出てきた企画。トークショーなどを含む映画祭=「陸の企画」と、ピース・ボートの船に乗り、ピース・ボートと共同で行う講演・ワークショップ=「海の企画」が進行中。

 映画祭実行委員 大募集!!
映画に興味がある人、戦争による被害・加害についてまじめに考えてみたい人、みんなで集まってイベントを盛り上げるのが好きな人…みんな集まれ〜!企画内容もこれから一緒に考えていきましょう。
まずは、実行委員会をのぞきに来てね!

 第3回実行委員会のお知らせ
日時:5月6日(金) 19:00〜
場所:城北法律事務所【JR池袋西口より徒歩1分】
住所 東京都豊島区西池袋1丁目17番10号 池袋プラザビル6階
Tel. 03-3988-4866 Fax. 03-3986-9018
URL http://jyohoku-law.com/index.html
内容:19:00〜 打ち合わせ(具体的内容の検討)
   20:00〜 映画鑑賞*(親睦を深める&映画への愛を再確認)
*上映作品は『同胞(はらから)』(1975年 松竹)
ストーリー:岩手県のとある農村を舞台に、東京の劇団のミュージカルを公演しようとする青年団の活動を描く。
監督:山田洋次
出演:倍賞千恵子、寺尾聰、下条アトム他
会費:500円(飲食代…飲んだり食べたりしながら映画を楽しもう!)

【問合せ先】田場(たば)(城北法律事務所 E-mail:akio-taba1116@nifty.com  Tel. 03-3988-4866

署名のお願い(団体用)

各 組合・団体 御中 
                       2005 年 4月14日

中国「残留孤児」国家賠償請求訴訟原告団
代 表 池田澄江 清水宏夫 宇都宮孝良
中国「残留孤児」国家賠償請求訴訟弁護団
団  長     鈴 木  經 夫

夢に見た祖国で普通の日本人として人間らしく生きるために   

中国「残留孤児」の人間性の回復を求める請願署名のお願い 
 
 貴組合・団体のご活動に敬意を表します。
 さて、幼くして中国に残され、40年以上も「残留」を余儀なくされた中国「残留孤児」帰国者 2,400人の約8割1,889人が、東京をはじめとして全国13の地方裁判所へ国家賠償訴訟を提起しており、来る7月6日には大阪地裁で最初の判決が出されます。
 この裁判は、「残留孤児」が「普通の日本人として人間らしく生きる権利」を回復することを求めるものです。
 そのために、国が「残留孤児」を3度も棄てて、普通の日本人として人間らしく生きる道を悉く奪ってきたことに対する謝罪と賠償、「残留孤児」に対する施策の抜本的転換、そして二度と再び自分たちのような戦争の惨禍による悲劇を繰り返さないことを求めています。
 私たちは、この裁判提起にあたり、井上ひさし(作家)仲代達矢(俳優)さんをはじめ20名をこえる著名な方々から「中国『残留孤児』の人間回復の闘いに支えを」と題するアピールを寄せていた
だきました。
 このアピールには、国によって、1度目は敗戦時に旧満州に置き去りにされ、2度目は「戦時死亡宣告」により「死者」にされ、3度目は、帰国できるまで40年以上も待たされたにもかかわらず、帰国後はまともな日本語教育もなされず、自立支援策は無いに等しく、そのため「残留孤児」の約 70%が生活保護を受けざるを得ない状況に追い込まれていること、人並みの老後の保障を求めて11万人もの署名を集めて国会請願を繰り返しましたが、何れも不採択に終わり、「ハンセン病裁判」の闘いに励まされて、やむを得ず裁判に立ち上がったことが記されています。
 そして「残留孤児」の人間回復の闘いをみんなで支えようと呼びかけて頂きました。
 そこで、私たちはこのアピールへの賛同を広く国民の皆さんに呼びかけることに致しました。
 それとともに、国の「残留孤児」に対する政策の誤りを認めさせ、謝罪することと人間らしく生きるにふさわしい補償制度の確立の2点に絞り、内閣総理大臣宛の請願署名に取り組むことになりました。
署名の目標は 100万人ですが、「残留孤児」原告らの街頭署名等により4月現在、約70万筆となっております。
私たちは、来る7月6日の大阪地裁の判決を機に100万人署名をもって、国に対して全面解決を迫る予定です。
 「残留孤児」たちは既に高齢になりつつあります。残されている時間は多くありません。
 平和と人権を擁護し、生活向上のためにご奮闘されている貴組合・団体のご支援・ご協力を心からお願い申し上げます。

 要 請 事 項
1. 100万人請願署名にご協力下さい
⑴ 署名用紙は、取り扱い団体名を入れてコピーして下さい。
(下記の平和フォーラムのホームページからもダウンロードできます。
http://www.peace-forum.com/sensosekinin/zanryukoji-shomei.pdf
⑵ 署名の集約は2005年6月30日までにお願い致します(最終)
⑶ 上部団体は、構成組織への指示・要請をお願いします。
⑷ 署名の送り先・お問い合わせは
  〒141-0022 東京都品川区東五反田1-13-12 五反田富士ビル5F
  五反田法律事務所 пEFax 03-3447-1620 
  中国「残留孤児」の人間回復を求める市民連絡会
2.運動を推進するための募金活動にご協力下さい
 「残留孤児」原告の7割が、生活保護を受けている困窮者です。
 街頭署名などに出掛るための交通費にも困っています。この運動を進めるための募金にもご協力をお願いす。
⑴ カンパ袋を用意致しましたのでご活用ください。
⑵ 団体としての寄付についてもよろしくお願いします。
⑶ 送金先・銀行口座・東京三菱銀行五反田支店 (普)2076999
      郵便振替・00130-0-581422
      受取人・中国残留孤児人間回復運動支援基金
3.機関紙・新聞等でこの問題をアピールしてください。
資料が必要な場合は、上記の「市民連絡会」(пEfax 03-3447-1620) へ請求してくだい。
     (バンフ等をお送りします)

以 上

100万署名推進ニュース(NO.6)

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中国「残留孤児」国家賠償訴訟勝利
100万署名推進ニュース(関東版)
NO6 2005年4月


大阪訴訟が焦点に、全国で初の判決
大阪地裁へ「要請署名」を展開!!

「中国残留日本人孤児訴訟」は、いま全国13の地方裁判所で争われ原告総数は1889人となり、帰国孤児の80%に迫りました。さらに東北でも訴訟準備が進んでおり、間もなく2000人を突破することは確実で、かつてない「大型訴訟」となっています。当初、東京地裁(関東地区)が最も早く審理が進み、結審・判決も早いとされてきましたが、今年2月突然裁判長が転勤となり、新たな裁判長による弁論は6月1日からとなるなど大幅にずれ込むことになりました。
 ☆「大阪訴訟」が急浮上、7月6日「判決」へ!
そのため、3月25日の大阪地裁での最終弁論が全国で最も早い結審となりました。判決も7月6日と決まりました。「大阪訴訟」の判決結果が孤児訴訟全体に大きく影響する事態となって来ました。
 ☆「大阪地裁宛要請署名」急遽展開へ!
この事態をうけて、3月21日緊急の「全国総決起集会」が大阪で開かれ、全国各地の原告・弁護団・支援者800人が参加。大阪訴訟勝利に向けて「大運動を展開する」ことを決めました。その大きな柱として「大阪地裁裁判官宛の要請署名」を展開することを決めました。要請は「貴裁判所で審理されている大阪訴訟において、残留孤児の受けた被害に対する国の損害賠償責任を明確にする判決をなされるよう要請します」となっています。
 ☆5月半ばまでに「10万筆」超す署名に!
大阪弁護団の岩田研二郎弁護士は「この署名は急がなければなりません。裁判官が判定を下す前に少なくとも10万筆以上の署名を提出したいと考えています。連休明け、5月半ばまでに集めていただくよう御願い致します」と呼びかけています。
 ☆100万署名、66万人を突破!(2005年3月末現在)
100万人署名は、2005年3月末現在658,271筆に達しました。東京・神奈川・さいたま・千葉の原告団はこの冬の寒さのなか、毎週街頭・駅頭に立ち署名を呼びかけ、1日平均1000筆を集めています。この行動には毎回日中友好協会都連や日中友好雄鷹会が支援に参加しています。団体では日中友好協会の8万筆をはじめ全農林・私鉄総連・自治体関係の組合・教職員組合や虹の会・国民学校一年生の会などが奮闘しています。また団体への要請訪問も千代田区・新宿区・文京区・三多摩関係自治体労組をほぼ廻り終えその数は450団体になっています。これらの団体から持続的に署名が届いています。千葉でも連絡会を中心に団体訪問を続け千葉土建労組などの大きな協力が寄せられています。これからの団体訪問は中央区・港区を重点に展開されます。
 ☆「大阪署名」とあわせ、引き続くご支援を!
原告団・弁護団・市民連絡会は、「大阪判決の出る夏場が次の大きな山場」と位置付け、「6月末までに100万筆を達成したい」と、改めて各方面に支援強化を呼びかけています。
 ☆署名の輪を全国津々浦々に広げよう!
100万署名を達成するには、関東地区とともに全国すべての地域で署名を飛躍させることが必要です。岡山の2万人をはじめ急速に広がりつつありますが、さらに大きな努力が求められています。全国各地への署名拡大をはじめ皆さまの、あとひとふん張り、ふたふん張りのご尽力に期待致します。

厚労省が「中国帰国者実態調査」

 帰国者の6割が生活保護
厚生労働省は、3月28日、9回目の「中国残留日本人実態調査」を行ないましたが、今回はじめて「帰国者全員」を対象にした調査を行ないました。2003年3月末時点での帰国者約5200人のうち約4100人が回答しました。帰国者の平均年齢は66.2歳。生活保護の受給率は58.0%。帰国10年以内では受給率78.5%と高率です。
 日本語3割が話せない
日本語の理解度は「日常の会話に不便を感じない」が38・4%。「片言の挨拶程度」が26・6%。「全く出来ない」が6・9%。満足に離せない人が30%以上にのぼることが判明しました。
 老後の不安が最大
帰国を後悔している人も11・5%。最大の理由は「老後の不安」55・0%で前回調査の40%から増加した。帰国してよかった(64・5%)と答えた人の理由は「祖国で生活できるようになった」でしたが「老後の不安」は同じでした。今回、中国残留日本人の全員が調査の対象となったのは、孤児訴訟による世論の高まりが背景にあったと考えられます。

(お願い)
@署名簿を「増刷」して多くの署名をお願いします。市民連絡会のHPから署名簿をダウンロードできます。
HPのアドレスはhttp://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=3です。
A集った署名簿は「市民連絡会」にご送付ください。
Bリーフ(無料)を注文してください。送付します。


※大阪地裁要請署名用紙はこちら
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=5

※バックナンバーはこちら
NO.5 http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=34
NO.4 http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=21
NO.3 http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=33
NO.2 http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=20
NO.1 http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=19

要請署名活動ニュース(大阪版)No.1

中国残留孤児国家賠償大阪訴訟 勝訴判決に向けて〜
大阪地裁あて要請署名活動ニュース(大阪版)   【bP】2005年4月
 
中国残留孤児国家賠償訴訟 大阪原告団/大阪弁護団
[事務局]大阪市北区西天満4丁目6番18号 アクセスビル7階
久保井総合法律事務所 弁護士久保井聡明 
電話 06-6365-5128 FAX 06-6365-7737
e-mail zanryukoji@hotmail.com

 2005年7月6日,大阪訴訟判決へ!大阪第1次訴訟事件(原告32名)が,2005年3月25日に結審しました。判決は,2005年7月6日(水)午前10時15分から言い渡されます。これは,全国で提起されている中国残留孤児訴訟中,最初の判決であり,この判決で勝利することが,全国の孤児問題の解決にとって非常に大きな力となります。今後,大阪訴訟の勝利判決を獲得するために,署名活動を行い,裁判所と世論に訴えていくことは極めて重要です。 

■ 3月21日 全国総決起集会 成功裡に終わる!
大阪訴訟の結審直前に行われた全国総決起集会は,デモ900名,屋内集会823名の原告・支援者・弁護団が集結し,熱い想いを共有しあって,成功裡に終えることができました。全国から駆けつけ,参加してくださった皆さん,ありがとうございました。   デモの終了時間の見込みがくるい、集会の時間が短くなり、参加者のみなさんにご迷惑をおかけしましたことをお詫びします。スライド上映などは好評で、元気がでました。

■ 全国総決起集会で大阪地裁あて要請署名の提起
 その全国総決起集会の中で,大阪弁護団の岩田研二郎弁護士が「大阪地裁に,少なくとも10万筆以上の署名を提出したい。」と呼びかけました。集会の熱気と私たちの熱意を裁判所と社会に伝えるために,今後とも,全国の原告団・支援者・弁護団のみなさんのさらなるご協力と一致団結をお願いいたします。

■ 大鷹裁判長,転任(本件の判決担当は変更なし)
2004年12月25日の第1次訴訟提訴以来,大阪訴訟を担当してきた大鷹一郎裁判長が,結審後の2005年4月1日付で東京の知的財産権高等裁判所に転任となったことが分かりました。しかし,7月に言い渡される大阪第1次訴訟については,これまでどおり大鷹裁判長が判決を担当します。したがって,署名の宛名は「裁判長 大鷹一郎 殿」のままになっています。
 
■ 判決直前まで署名の提出を!
大阪原告団は,全国から集まった署名を早く裁判所に届けようと、2週間に1回の割合で大阪地方裁判所に署名を提出することにしました。したがって、前日までに久保井総合法律事務所に届けてくださると助かります。
2005年4月26日(火) 第1次提出 
     5月10日(火) 第2次提出 
     5月25日(水) 第3次提出  
     6月 7日(火) 第4次提出  
     6月21日(火) 第5次提出
     7月 1日(金) 第6次(最終)提出

■ 他の裁判所の審理状況
 他の裁判所でも着々と審理が進んでいます。
札幌 2月から原告本人尋問開始
東京  6月に裁判所交替による弁論更新
名古屋 12月 坂本龍彦証人尋問 2月 神原義勝証人尋問 3月より原告本人尋問開始   
京都 2月から原告本人尋問開始、 3月 竹内茂樹証人尋問開始、4月 菅原幸助証人
兵庫 3月25日 井出孫六証人尋問、5月から原告本人尋問開始
岡山 4月から原告本人尋問開始

■今後の街頭宣伝活動予定
 個人・団体へ呼びかける以外に,街頭での宣伝・署名活動も行います。
現在、大阪原告団として決まっている行動予定です。
4月9日(土)PM2:00〜3:00 大阪城公園の花見客への宣伝と署名の訴え (実施済み)
5月1日(日)AM8:30〜9:30 大阪メーデー宣伝(大阪城公園,扇町公園)

4月9日花見客宣伝は、いいお天気の中、原告・弁護団・支援者53名が参加して、たくさんの署名をもらい、大成功!

※大阪地裁要請署名用紙はこちら
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/zan/diary.cgi?no=5