佐藤むつみの雑食日記
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/mutumi/
佐藤むつみの日々の生活を気ままにつづった日記帳
ja
2006-10-04T16:40+09:00
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第九で代弁、「九条がんばれ」第九コンサート
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/mutumi/index.cgi?date=20061004
気まぐれな雨の中、足下をぬらしながら第九のコンサートにおいでいただいてありがとうございました。
日記
2006-10-04T16:40+09:00
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焼き芋ラテン、鯛焼きモクモク
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/mutumi/index.cgi?date=20051226
わが事務所は四谷の若葉町。四谷見附から新宿通りを新宿方面に、四谷1町目の横断歩道を過ぎた所に有る小路を左に折れる。
日記
2005-12-26T23:21+09:00
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ふたつの「シフォンケーキ」
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/mutumi/index.cgi?date=20051125
遠回しのおねだりが効を奏して、鹿教湯(かけゆ)のドクターからお届け物。フレイバーのメープルシホンケーキQサイズとハロッズの紅茶とマーマレード、ジャムのセット。山高帽のような大きくてふわふわしたシフォンケーキはメープル味、わっしわっしと食べても食べてもまだいける。マーマレードをつけてね。ジャムもどうぞ。と送ってくれたのにシホンケーキ本体に無我夢中でそんなものすっかり忘れていました。さすがプロのケーキ、しばらくしてもしぼんでいったりしません。
日記
2005-11-25T23:06+09:00
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ごめん「稲庭うどん」
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/mutumi/index.cgi?date=20051115
「秋田こまち」の出発は後30分後に迫っている。すぐに出来ると言ったくせにまだ来ない。店の店員さんに目配せするが効果無し。稲庭うどんはどんなに細くても乾麺なのだからそれなりのゆで時間がいる。駅の立ち食いそばではない。せっかく秋田に来て立ち食いなんて許せない。だから駅ビルの郷土料理の店に入っているのに。
日記
2005-11-15T22:44+09:00
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財布の真実
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/mutumi/index.cgi?date=20051030
我母恵美さんはいつもこう言っていた。「家計簿はいくらつけても収入が増えるわけじゃない」だから我が家は全部どんぶり勘定である。何かを目的にお金も貯めない。あれば使い、無ければじっと我慢の子である。借金もしない。いつもニコニコ現金決済。「出ていくものは出ていくのよ」と言う恵美さんのいい加減さは3人の娘にしっかり遺伝し、我が娘に至っては目先のお金の出入りしか理解できていない。計画というものが欠落してるわけである。
日記
2005-10-30T21:33+09:00
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私の紳士録ー大石進氏、田原俊雄氏
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/mutumi/index.cgi?date=20051023
ある日の午後事務所の玄関先にバラの花束を抱えた紳士が登場した。「先生大石さんとおっしゃる方が花束をお持ちになって」と声がうわずる節子さん。突然の来客と会っていた私はうきうきと大石さんにご挨拶にいく。執務スペースの棚の上にグリーンがかったうすいレモンイエローの大振りのバラが。
日記
2005-10-23T22:47+09:00
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彼の気持ち
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/mutumi/index.cgi?date=20051018
「スイカの気持ち」8月5日に書いた日記にスイカの送り主からメールが来た。だいたい人の話をいい加減に聞いていると常日頃家人から非難に晒されている私である。ごめんごめん。このメールを読んであの青年がやっぱりすてきなお医者様になっていたとつくづく思いました。本筋は私の書いた通り。 「まず、僕が現在勤めている病院ですが、鹿教湯と書いて”かけゆ“と読みます。18,9年前には僕自身が入院していた病院です。八百年ほど前、傷を負った鹿を猟師が追いかけていったら鹿が温泉にはいって傷をいやしていた、というありがちな伝説のある温泉で、鹿に教えてもらった湯というのでこの名がつきました。現代では温泉の効能を病気療養に活かそうという意味で、このど田舎には不似合いなほどの規模の病院があるのです。 病気ですが、確かに先生が医科歯科大病院に見舞いに来て下さった時点では「脳にウイルスがはいって、脳の一部に損傷を・・・」というのが疑われていましたが、その後(長野に移ってから)、脳梗塞(脳を養っているたくさんの血管のウチのいくつかが閉塞し、脳の一部が死んでしまう病気)であることがわかりました。普通、若い年齢で発生する脳梗塞というのは明らかな原因があるものなのですが、僕の場合は不明のままでした。 また、脳の障害による身体の麻痺ということで、脳性麻痺という単語を使われたのだと思いますが、実は脳性麻痺とは児がお腹にいるときから出生直後(4週まで)の間に起きた脳の病変による運動の異常と定義されています(厚生省脳性麻痺研究班、1968←古いですねえ)。脳性麻痺の定義は国により変わりますので、海外のニュースで「かれこれの後遺症で脳性麻痺になった」ということはあると思いますが、日本では脳性麻痺とは呼びません。また、年齢とともに進行する麻痺や一時的な麻痺、単に発達が遅れているだけのものも脳性麻痺には含まれません。つまり、脳性麻痺は出産の時期に起こるもので、胎盤から切り離された後、自ら呼吸を始める間の酸素の欠乏によるもの=運動機能が発達途上にある赤ちゃんに起こったことを指すのです。 で、いろいろあって、奮闘努力の末に医師になったのはご存じの通りです。卒業当初はリハビリテーション科医を目指したのは事実で、そこから『リハビリテーション科→整形外科』と思われたのかもしれませんが、研修医時代に放射線科(画像診断)のおもしろさを知り、もちろんこの体のことも考慮の上、大きな魅力を感じ、この道に進みました。放射線科というと、末期癌の患者さんに放射線を当てて治療するのを思い浮かべるかもしれませんが、それは放射線治療で、診断と治療とは全く別の分野です。 あと、富森さんは僕が鹿教湯病院に入院していたときの患者仲間です。僕が東病棟に入院していて、富森さんは西病棟だったのですが、たまたま言語のリハビリの時間が同じだったので知り合ったのです。弁護士さんという以外、何も知らなかったのですが、他の患者さんにはない知性と威厳を漂わせていました。」 とっておきの1枚のインタビューで偶然富森先生と彼の出会いを知りました。人との出会いは不思議なものです。誤解は水に流して開所祝いに美味しいものをと奥さんとあれこれ考えてくれているんだって。うふふ、ケガの功名かしら。
日記
2005-10-18T20:14+09:00
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直ちゃんの伴侶
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/mutumi/index.cgi?date=20051016
「直ちゃん。良かったね」と言われているのはあの中田直人先生である。今年2月にご結婚。同期の小田先生の音頭で東京で「中田ご夫婦のご結婚を祝う会」が遅ればせながら開かれた。場所は松本楼。親しい人が集まって中高年の同級会のような雰囲気であった。中田先生は74才。7年前に「あなたもうおいとまよ。眠くなった。お休みなさい」と言って逝ってしまった愛妻美枝子さんも「あなたよかったわね」と喜んでいるにちがいない。
日記
2005-10-16T23:00+09:00
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ラーメン偏執記
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/mutumi/index.cgi?date=20051012
ひとつのものを食べ出すと偏執的になる。何度も何日も食べ続けたりする。しばらく間が空いてまたそればかりに目がいく。何年かして私の定番になる。お店もそうである。足繁く通ってぱったと行かなくなったりして、やっと私の店になる。
日記
2005-10-12T21:16+09:00
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お里が知れる
http://www.jdla.jp/cgi-bin04/column/mutumi/index.cgi?date=20051002
「石垣島ラー油」は香ばしく美味い。辛さも程良くこれを加えた薬味で豆腐を食べると至福の喜びとなる。薬味はキュウリ・ネギ・ザーサイのみじん切に大葉も入れて、豆腐が隠れるくらいに大量に用意し、豆腐を薬味だらけとしなければならない。ザーサイは桃屋の瓶詰め、塩味が足りないので醤油を入れる。そしてこの「石垣島ラー油」のお出ましである。豆腐は沖縄産が充実感があって良いが、近所のスーパーの木綿大安売りでも平気である。食べ始めると白いごはんが欲しくなる。この薬味でごはんを食べると喜びがますが、デブの反省に陥ることになる。 どうして石垣島のラー油なんだろう。ラー油の調合はどこだって出来るのに。原材料が石垣産なのだろうか。謎が深まる。沖縄には有名な「島唐辛子」がある。泡盛に唐辛子が入っているからお里ははっきりしている。 お里はっきりの丸子紅茶「紅富貴」。四谷二丁目の日本茶カフェショップ「グリーンバード」で見つけました。静岡市丸子産。飲むと濃厚な味がする。それまでマリアージュフレールの紅茶を飲んでいたからか日本の味と匂いがする。事務所の節ちゃんは醤油の味がするといっている。滋味が豊で色も濃い。「紅富貴」いいんじゃない。日本茶と並んで売られている。まあ元を正せば紅茶も日本茶も同じ茶葉なんだし。土と空気と水は丸子のもの、そして加工は丸子。紅茶の紅色から立ち上る香りに風土が見えるのかも知れない。 到来物の新高梨。川向こうの東京、多摩川河岸東京都稲城市産である。「東京特産」と銘打ってある。東京生まれの梨の王様。片手にあまるほど大玉で、しゃきっとして甘い。歯触りのざくざく感がその大きさとあいまって美味しい。毎年依頼者の方が忘れずに送ってくださる。もう何年もいただいている。うれしい秋である。「もぎたてが美味しいんだから、みんな持ち帰ってすぐに食べなさいね」「冷やすのよ」相変わらずうるさい私の梨奉行ぶり。 何でこんなに食い意地が張ってしまったのか。お里かな。
日記
2005-10-02T19:51+09:00