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 第7回「法と民主主義」賞 2011年7月9日

■第7回「法と民主主義」賞選考委員

・委員長 広渡清吾(専修大学教授)
・委員  右崎正博(獨協大学教授)
・委員  大久保賢一(弁護士)
・委員  小池幸造(税理士)
・委員  小林赫子(全司法OB)


■第7回「法と民主主義賞」受賞者の発表
 第7回の受賞者及び授賞理由は下記の通りです。


★「法と民主主義」賞
「公害弁連40年の歩み──被害者救済と公害根絶の闘い」
全国公害弁護団連絡会議
 あなたは、「法と民主主義」2011年2/3月号の特集「公害弁連40年の歩み──被害者救済と公害の根絶」において、「基本的人権の擁護」と「社会正義の実現」という弁護士の使命がどのように具体的に果たされるものかを40年にわたる公害との闘いを描き出すことにおいて、見事に示しました。「公害は被害に始まり被害に終わる」と世代を超えて語り継がれる公害弁連の信条は、被害者救済の権利闘争から公害絶滅の政策・制度闘争にまで展開する公害弁連の闘いを貫いています。公害弁連の40年の闘いに心から敬意を表し、今後のますますの健闘を願って、本賞を授与します。


★「法と民主主義」特別賞
「検察の実態と病理──真の検察改革を実現するために」執筆者グループ
(川崎英明、指宿 信、魚住 昭、高見澤昭治、伊部正之、青木正芳、秋元理匡、大河内秀明、清水 洋、泉澤 章、佃 克彦、大前 治、奥村 回、梶山 天、戸谷茂樹、佐藤栄佐久、緒方重威、谷山智光)
 あなたは、「法と民主主義」2010年12月号の特集「検察の実態と病理──真の検察改革を実現するために」において、多くの具体的な事例を通じて検察の病理というべき実態を分析し、改革の必要性と方向を明確に示しました。さらなる実態解明の取組みと、取り調べの可視化実現の闘いに向けて、一つの橋頭堡を築くものであり、そのことの意義を高く評価し、本賞を授与して、これを顕彰いたします。


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