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　第４回「法と民主主義」賞　2008年7月12日

■第４回「法と民主主義」賞選考委員

・委員長　北野　弘久（日本大学名誉教授）
・委員　　　右崎　正博（獨協大学教授）
・〃　　　　工藤　勇治（弁護士）
・〃　　　　中家　肇　（司法書士）
・〃　　　　有村　一巳（全司法ＯＢ）


■第４回「法と民主主義賞」受賞者の発表
　第４回の受賞者及び授賞理由は以下の通りです。

★「法と民主主義」賞
「憲法二五条が壊される！」執筆グループ　氏
（杉村　宏、木村達也、吉永　純、舟木　浩、木谷公士郎、髙木佳世子、吉廣慶子、小久保哲郎、木原万樹子、尾藤廣喜、渡辺　潤）
　「法と民主主義」2007年12月号特集で、格差社会、ワーキングプアなどが叫ばれている今日、「生活保護行政」の現場から、憲法二五条の生存権問題を多面的に検討し、日本の平和確保を考えるうえにおいても多くの示唆を提供した。

★「法と民主主義」賞
「政策形成訴訟のあり方を考える」執筆グループ　氏
（水口洋介、宮原哲朗、米倉洋子、野間　啓、安原幸彦、小野寺利孝）
　「法と民主主義」2008年1月号特集で、トンネルじん肺根絶訴訟、原爆症認定集団訴訟、中国「残留孤児」国家賠償請求訴訟、薬害肝炎訴訟について、その裁判の勝利、さらにその立法等につなげた運動過程を検証し、これからの平和、人権、民主主義の確保のための訴訟のあり方と運動に大きな示唆を与えた。

★「法と民主主義」特別賞
「南京事件70周年国際連続シンポジウム」執筆グループ　氏
（尾山　宏、南　典男、笠原十九司、荒井信一、西野瑠美子、マイク･Ｍ･モチヅキ、マイク･ホンダ、安原桂子、大森典子、石山久男、山田勝彦、丸川哲史、石田勇治、徐　勝）
　「法と民主主義」2007年4月号、7月号、10月号、2008年2/3月号で、南京事件70周年を機に、日中戦争、太平洋戦争において日本が犯した罪の実相を歴史的に実証的に多角的に検討し、アジアにおける「和解」の道すじを探ろうとしたシンポジウムの成果を「法と民主主義」誌に記録として残されました。これにより、私たち日本人及び日民協活動のあり方について多くの反省と教訓を提示した。

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